価値観を知ることは、人生の選択すべてに応用できる
今日、いろいろ壁打ちをしていて思ったことがあります。
それは、
自分の価値観を知っているかどうかで、人生の選び方が大きく変わる
ということです。
価値観というと、少し難しく聞こえるかもしれません。
でも簡単に言えば、
自分が何を大切にしたいのか。
どんな状態だと心が整うのか。
どんな環境なら安心できるのか。
どんな人間関係なら自分らしくいられるのか。
そういう、自分の中のものさしのようなものだと思います。
この価値観を知らないままだと、どうしても外側の正解に振り回されやすくなります。
偏差値が高い学校。
給料が良い仕事。
世間的に立派な肩書き。
有名な人のノウハウ。
すごそうなコミュニティ。
人から羨ましがられる選択。
そういうものが、正解に見えてしまう。
でも、それが本当に自分に合っているかは別です。
僕自身、国立大学を出て、20代で転職を3回しました。
高学歴と言われることもあります。
だからこそ、何かで挫折したときに、何度も過去を悔やみました。
薬学部の推薦入試に受かっていたら、今ごろ薬剤師だったのではないか。
もっと収入もよくて、周りからも認められて、違う人生だったのではないか。
周りからも言われました。
「薬剤師になっていたらよかったのに」
「高学歴なのにスーパーなの?」
「せっかく国立大を出たのに」
そう言われると、余計に後悔が強くなりました。
でも今は、そこまで過去を悔やまなくなりました。
なぜなら、職業名だけで人生が決まるわけではないと、少しずつわかってきたからです。
たとえ薬剤師になっていたとしても、人間関係の問題から逃げられるわけではありません。
給料が良くても、心が整っていなければ苦しい。
肩書きがあっても、自分の価値観に合っていなければ苦しい。
逆に、世間から見てわかりやすく立派な仕事ではなくても、自分で考えて動ける余白があるなら、そこには意味があります。
僕は今、スーパーで働いています。
周りの人は時間を見てすぐ帰ることもあります。
もちろん、それが悪いわけではありません。
今の時代、時間内で働くことも大事です。
でも僕は、仕事の中で、
「これはこうしたらどうなるかな」
「この流れを変えたら、もっとよくなるかな」
と考えて動くことがあります。
サービス残業になることもあるけれど、自分なりに工夫している時間は楽しい。
自己満足かもしれないけれど、心には栄養になっている。
これは、自分の価値観に合っているのだと思います。
僕にとって大事なのは、ただ稼ぐことだけではありません。
安心すること。
整うこと。
自分で考えて動けること。
言語化すること。
家族との時間を大切にすること。
無理なく続けられること。
人との距離感が近すぎず、遠すぎないこと。
こういうものが、自分にとっての大切な基準なのだと思います。
だから、価値観を知っていると、いろいろな選択に応用できます。
受験なら、偏差値だけで選ばなくていい。
自分がどんな環境なら伸びるのかを見る。
恋愛なら、見た目や刺激だけで選ばなくていい。
一緒にいて安心できるか、自分らしくいられるかを見る。
就職なら、給料や肩書きだけで選ばなくていい。
自分の心が整う働き方かどうかを見る。
転職なら、ただ逃げるのか、それとも価値観に合う場所へ区切りをつけて進むのかを見る。
結婚なら、条件だけで選ばなくていい。
どんな暮らしを一緒に作っていきたいのかを見る。
価値観は、人生の方角のようなものです。
そして、価値観だけでなく、心理学と目標達成学も大切だと思います。
価値観は、自分がどこへ向かいたいのかを教えてくれる。
心理学は、自分がなぜ傷つき、迷い、反応し、同じことを繰り返すのかを教えてくれる。
目標達成学は、その価値観を現実の行動に変える方法を教えてくれる。
この三つがあると、人生の見え方が変わります。
ただ正解を探すのではなく、自分で選んだ道を正解に近づけていけるようになる。
僕はこれまで、親や先生の言うことを聞いてきた自分がいました。
親が言うから。
先生が言うから。
周りがそうしているから。
もちろん、親や先生の言うことを聞くのは大事です。
子どもの頃は、自分だけでは判断できないことも多い。
親や先生の経験から学べることもあります。
人の意見を参考にすることは、決して悪いことではありません。
でも、それがすべてになると、自分で決める力が育ちにくくなる。
親が言ったから。
先生が言ったから。
周りがそうしていたから。
そうやって外側の基準だけで選んでいると、何かあったときに外側のせいにしやすくなります。
親のせい。
先生のせい。
上司のせい。
会社のせい。
経済のせい。
政治のせい。
引いたカードのせい。
もちろん、自分ではどうにもならないこともあります。
生まれ育った環境や、言われてきた言葉が、その後の人生に影響することもある。
でも、大人になってからもずっと、
「親がこう育てたから」
「先生の教えが悪かったから」
だけで止まってしまうと、自分の人生のハンドルを握れなくなる。
親や先生が亡くなったあとまで、まだそのせいにしていたら、自分の人生を取り戻せないままになってしまう。
だからこそ、
人の意見は参考にする。
でも、最後に選ぶのは自分。
そして、選んだ後の人生を引き受けるのも自分。
ここが大事なのだと思います。
人の意見は道しるべにはなる。
でも、自分の人生のハンドルは自分で握る。
配られたカードは選べないことがあります。
でも、そのカードでどう戦うかは自分で選べる。
だからこそ、自分の価値観を知ることが大切なのだと思います。
自分は何を大切にしたいのか。
どう在りたいのか。
どんな未来の自分になりたいのか。
そこが見えていると、外側の正解に振り回されにくくなります。
稼ぐ。
モテる。
認められる。
成功する。
そういうものはメリットかもしれません。
でも、その奥にあるベネフィットを見ることが大事です。
稼ぎたいの奥には、安心したいがあるかもしれない。
モテたいの奥には、つながりたいがあるかもしれない。
成功したいの奥には、自分の人生に納得したいがあるかもしれない。
表面の欲求だけを追うと、損得や承認欲求が暴走しやすくなります。
でも、安心したい。
整いたい。
つながりたい。
自分らしく生きたい。
そういう奥のベネフィットを見ると、自分の価値観に戻りやすくなります。
すべては、自分が発するところから始まるのだと思います。
自分が言葉を発する。
行動を発する。
態度を発する。
選択を発する。
価値観を発する。
すると、それに反応する人が現れる。
共感してくれる人が現れる。
必要なご縁が生まれる。
逆に、合わない人とは自然に距離ができる。
だから、外側から何かをもらおうとする前に、まず自分が何を発しているかを見ることが大事なのだと思います。
自分の価値観を知ること。
心理学で自分の心のクセを知ること。
目標達成学で行動に変えていくこと。
この三つは、受験にも、恋愛にも、就職にも、転職にも、結婚にも、仕事にも、副業にも応用できる。
そして何より、自分の人生を外側のせいにして終わらせないために必要なのだと思います。
過去の選ばなかった道を悔やむより、これからの自分の在り方を選び直す。
自分で選んだ道が最初から正解じゃなくてもいい。
その道を、自分の解釈と行動で、少しずつ正解に近づけていけばいい。
人の意見を聞くことと、人のせいにして生きることは違う。
最後に選ぶのは自分。
最後に引き受けるのも自分。
今は、そんなふうに思っています。
