「何でも行動が大事」と決めつけて後悔。やっと気づいた僕の向いている仕事と価値観。
最近、自分の仕事の向き不向きを考えていて、ひとつ気づいたことがある。
それは人には、向き不向き、価値観があること。
価値観については👇
毎日、自分が感じたことをチャッピーに壁打ちしているうちに自分の価値観がわかってきた。
それは、ぼやっとした自分の価値観の輪郭に少しずつ太いペンのマーカーで、はっきりと、なぞれるようになった感じ。
自分で自分が何者か説明できるようになった。
チャッピーの力を借りながらも以下のように自分のことをまとめられた。
| タイプ | 働き方の特徴 | 向いている仕事の流れ |
|---|---|---|
| 冒険型 | 変化・新規性・人との出会いに刺激を感じる | 営業、新規開拓、企画、接客、起業 |
| 工夫型 | 慣れた流れの中で改善や段取りを考えるのが好き | 現場作業、職人仕事、ルーティンのある仕事、改善業務 |
| 安定型 | 決まった手順や見通しがあると力を出しやすい | 事務、管理、製造、店舗業務、バックオフィス |
| 刺激型 | 同じことの繰り返しが苦手で、変化がある方が飽きにくい | 営業、イベント、企画、広報、外回り |
| 整える型 | パターンをつかみ、段取りよく進めることで安心する | スーパーの部門業務、在庫管理、調理、加工、整理整頓系 |
| タイプ | 主体性の形 |
|---|---|
| 冒険が好きな人 | 知らない道に飛び込み、探索する |
| 整うことが好きな人 | 慣れた道を選び、その中で小さく工夫する |
| 刺激が好きな人 | 変化や新しい出会いから力を得る |
| 安心が好きな人 | 見通しのある環境で自分の力を出す |
だから、営業のように毎回、相手も展開も変わる仕事より、
流れが読める仕事の中で、自分なりに工夫する仕事が僕には合っていた。

それなのに、過去に営業の経験があるからという理由だけで転職に有利だと思い込んでいた。
結局、採用してくれた会社も僕が営業に向いていると思い込む。
そして、半年後。試用期間でクビになるのだ。
常務室に呼ばれて、肩をたたかれて
「考えが甘いわ、ともはる。」
「1か月分の給料をやるから、もう一度、首を洗って、転職してこい。」

今でも、20年前に、会社の常務室で、退職届を書かされて泣いていた自分を忘れない。
こうやって、お互いの交点がズレていてお互いが苦しむということになってしまった。
自分の価値観や向きをを分からずに過ちを繰り返した結果が、20代で転職3回ということに。
でも、この時の苦しみがあったからこそ、今の会社と今の環境で勉強ができることに感謝。
一概に挑戦や行動が大事とは言えないかも

さて、副業界隈や会社でも行動や挑戦が大事ということについて僕の意見を書きたい。
それは、なんでも行動が正義んなのか?っていうこと。
結論から言うと、
行動しない人が「挑戦しない人」ではなく、
挑戦の仕方が違う人でもあるってこと。

冒険型の人は、知らない道を走ることが挑戦。
整える型の人は、慣れた道をより気持ちよく走る中でちょっとした発見をするのが挑戦。
僕は後者の整える型。
仕事選びで大事なのは、
何ができるかだけではなく、どんな流れの中で働くと自分が整うのかということ。
だからこそ、自分のことを知り、自分の価値観を知る必要があるってこと。
一般的には、仕事の向き不向きを考える時に、
そういうところを見がちです。もちろん、それも大事。
でも、僕にとってもっと大事だったのは、その仕事の流れが、自分の性格や価値観に合っているかでした。
自分の特性や価値観を知らないとぶり返す
僕は新卒では営業をしていた。
その後も、営業経験があるからという理由で、食品会社の営業に転職したことがあります。
でも、結果としては半年でクビになりました。
その時は、
「自分は根性がないのかな」
「社会人として弱いのかな」
「営業ができない自分がダメなのかな」
と思っていた。
でも今振り返ると、営業そのものが悪いというより、営業という仕事の流れが、自分には合っていなかったのだと思う。
営業が得意な人は、ある意味で冒険心が強い人なのかもしれない。
知らない人に会う。
相手の反応を読む。
毎回違う会話をする。
予測できない展開に対応する。
断られても次に行く。
変化の中にチャンスを見つける。
これは、ドライブで言えば、知らない道を走るようなものだと思います。
冒険心がある人にとって、知らない道は楽しい。
「この先に何があるんだろう」
「どこにつながっているんだろう」
「知らない店を見つけた」
「新しい景色が見えた」
そういうワクワクになる。
価値観を知ったからこそ今に至る
でも、僕は少し違います。
僕は、知らない道をどんどん走るより、慣れている道をスムーズに走る方が調子がいいタイプ。
整っていること。
見通しがあること。
段取りが読めること。
イレギュラーが少ないこと。
自分のペースで動けること。
こういう状態の方が、心が落ち着く。
だから僕にとって、同じことを繰り返す仕事は、退屈ではない。
むしろ、整う。
こういう状態になると、自分の中に余白ができる。そして、その余白の中で工夫するのが好き。
この順番の方が早いかな。
このやり方の方がきれいかな。
ここを先にやると後が楽かな。
この流れなら自分も周りもやりやすいかな。
そうやって、慣れた流れの中で小さく工夫する。
これが、僕にとってのクリエイティブなのだと思います。
マーケティングで自分軸をブレさせない
よく、
「人生は冒険だ」
「新しいことに挑戦しよう」
「コンフォートゾーンを抜けよう」
と言われます。
その言葉が合う人もいます。
知らない世界に飛び込むことで力が出る人。
毎日違うことがある方が楽しい人。
同じことの繰り返しが苦手な人。
変化や刺激の中で成長する人。
そういう人にとっては、冒険することが主体的なのだと思う。
でも、全員がそうではない。
僕のように、整うことが大事な人もいます。
慣れた道を選ぶ。
見通しのある環境を選ぶ。
自分のペースを守る。
その中で小さく工夫する。
調子を崩さない範囲で改善する。
これも、立派な主体性だと思う。
主体的という言葉は、人によって意味が違うのかもしれない。
冒険型の人にとっての主体性は、知らない道に飛び込むこと。
整える型の人にとっての主体性は、自分に合う道を選び、その中で工夫すること。
どちらが上でも下でもなく、ただ、動き方が違うだけ。
僕は、冒険する仕事よりも、整った流れの中で工夫する仕事が合っていた。
今、僕はスーパーでお肉を切っています。学歴やこれまでの経験とは、ほとんど関係のない分野。
でも、人間関係や仕事の流れ、段取り、パターンが自分に合っている部分がある。
同じような作業を繰り返す。
流れが見える。
段取りを組める。
慣れてくると、自分なりに工夫できる。
小さな改善ができる。
そういうところに、自分の落ち着きをみつけるんだよね。
常識や過去の経験から選ぶだけでは危険かも
僕は高学歴だったので、世間から見れば、もっと学歴を活かせる仕事があるのではないかと思われるかもしれない。
でも、仕事は肩書きだけではない。給料、会社名、世間体だけでもない。
自分の心が整うか。
自分のペースで力を出せるか。
その仕事の流れが、自分に合っているか。
ここを見ることが大事だったのだと思う。
そういう選び方では、自分に合うとは限らない。
仕事選びで本当に大事なのは、冒険したい人なのか、整った流れの中で工夫したい人などを見極めることかと。
前者なら、営業マン。後者なら、工場長みたいなイメージ。
同じことを繰り返すのが苦手な人もいる。
毎日同じ作業だと飽きる。
変化がないとつまらない。
新しい人に会いたい。
刺激がほしい。
未知の場所に行きたい。
そういう人には、営業や企画、新規開拓のような仕事が合うのかもしれません。
一方で、僕のように、同じ流れの中で整っていく人もいます。
同じことを繰り返す中で安心する。
慣れた仕事の中で段取りを考える。
パターンが見えると力を出せる。
小さな改善や工夫に喜びを感じる。
そういう人には、ルーティンのある仕事や、現場の流れがある仕事が合うのかもしれません。
自分らしいから心が整う
大切なのは、どちらが正しいかではなく、
自分がどちらに近いのかを知ること
だと思います。
僕は、知らない道をどんどん走るより、慣れた道を気持ちよく走りたい。
そして、その慣れた道の中で、
お気に入りの店を見つけたり、
少しだけ走り方を工夫したり、
自分なりの楽しみを見つけたりしたい。
それは冒険ではないかもしれません。
でも、僕にとっては十分に主体的で、十分にクリエイティブな生き方です。
挑戦しないから主体的ではない、というわけではありません。
それが、僕にとっての主体性なのだと思います。
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